『篤姫』は、薩摩から徳川将軍家へ嫁いだ天璋院篤姫を主人公にした大河ドラマです。幕末を舞台にした大河ドラマとしては、過去最高の視聴率を記録しました。

放送は2008年1月6日 - 12月14日、全50回。主演は宮﨑あおいさんです。

『篤姫』の基本情報

項目 内容
放送年 2008年(大河ドラマ第47作)
放送期間 2008年1月6日 - 12月14日
話数 全50回
主人公 天璋院(篤姫)
主演 宮﨑あおい
脚本 田渕久美子
原作 宮尾登美子
音楽 吉俣良
語り 奈良岡朋子
時代 幕末

どんな話か

原作は宮尾登美子さんの小説『天璋院篤姫』です。薩摩の分家に生まれた篤姫が島津斉彬の養女となり、13代将軍・徳川家定の正室として江戸城大奥へ入ります。

第32回「桜田門外の変」は、平成20年度の文化庁芸術祭参加作品になりました。

見どころ

大奥から幕末を見ている

篤姫は江戸城大奥の側にいた人物です。同じ幕末でも、志士たちの動きではなく将軍家の内側から時代の変化を描いています。

方言の使い分けで身分を表現した

登場人物が薩摩言葉を使うかどうかで、身分の違いを表しています。島津家・小松家のような上級武士の家はほとんど薩摩言葉を使わず、西郷家・大久保家のような下級武士の側は使います。家格の高い武士は、江戸で他藩と交流するために言葉の矯正を命じられていたという背景があります。

※イラストと会話は、このサイトの案内役として人物の姿を借りたものです。実際の発言ではありません。

勝海舟

勝海舟

薩摩が舞台だってのに、島津の家の連中はほとんど国言葉を使わねえ。逆じゃねえのかい。

天璋院篤姫

天璋院篤姫

家格の高い武家は、江戸で他家と交わるために言葉を直すよう命じられておりました。この作では、薩摩言葉を使うかどうかで身分の違いを見せております。西郷や大久保の側が使い、島津や小松の側が使わないのは、そのためでございます。

オープニング映像がクリムト風

オープニングの映像はグスタフ・クリムトの画風をモチーフにしており、宮﨑あおいさん本人が出演しています。本作以降、2014年『軍師官兵衛』まで、オープニングに主人公が登場するのが定番になりました。

視聴率

全50回の平均視聴率は24.5%で、幕末を舞台にした大河ドラマとしては過去最高でした(関東地区・ビデオリサーチ調べ)。地元の鹿児島地区ではさらに高く、第36回は41.9%を記録しています。本放送の期間中に集中的なアンコール再放送が行われた大河ドラマは、本作が初めてです。

→ 歴代大河ドラマの視聴率ランキング|最高と最低を比較

小栗忠順は登場するか

本作の配役一覧に小栗忠順の名前はありません。物語の視点が大奥に置かれているため、勘定奉行や外国奉行の仕事は描かれる場面が限られます。

→ 井伊直弼とは|小栗忠順を抜擢したと伝わる大老

→ 小栗忠順とは何をした人か|生涯をわかりやすく解説

『篤姫』をいま見るには

NHKオンデマンドの「配信中の大河ドラマ」に、全50回で掲載されています。
過去作の配信は入れ替わるため、見る前に最新の配信状況を確認してください。

→ NHKオンデマンドの料金と大河ドラマの見方を解説

ほかの作品もあわせて探す場合は、歴代一覧からたどれます。

→ 歴代大河ドラマ一覧|第1作から最新作まで全作品

同じ幕末を舞台にした作品だけを見たい場合は、こちらにまとめています。

→ 幕末が舞台の大河ドラマ一覧|時代順に見どころを紹介

よくある質問

『篤姫』は何年の大河ドラマですか

2008年です。大河ドラマ第47作にあたり、2008年1月6日 - 12月14日に全50回が放送されました。

『篤姫』の主演は誰ですか

宮﨑あおいさんです。演じた主人公は天璋院(篤姫)です。

『篤姫』の脚本は誰が書きましたか

田渕久美子さんです。原作は宮尾登美子です。

『篤姫』に小栗忠順は出てきますか

配役一覧に名前はありません。


放送年・話数・主演・脚本・原作・音楽・語りはNHKの各作品発表、配信状況はNHKオンデマンドの「配信中の大河ドラマ」をもとにまとめました(2026年8月25日確認)。

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