松坂桃李(まつざか とおり)さんが、2027年のNHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』で主人公の小栗忠順を演じます。
発表は2025年3月3日。松坂さんにとって大河ドラマ初主演です。
初回放送は2027年1月10日(日)で、放送日の発表は2026年7月29日でした。
このページでは、いま公表されている事実だけを整理します。
役作りの詳しい話は、放送が近づいてから出てくるものなので、その線引きもはっきりさせておきます。
※イラストと会話は、このサイトの案内役として人物の姿を借りたものです。実際の発言ではありません。
小栗忠順
わしを演じてくださるのが、大河は初主演の方だと聞いた。ありがたいことだ。
小栗道子
逆賊と呼ばれたまま長いこと知られずにきたのですから、これで名を知る人が増えますね。
松坂桃李さんのプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 生年月日 | 1988年10月17日 |
| 出身 | 神奈川県茅ヶ崎市 |
| 身長 | 183cm |
| 所属 | トップコート |
| 活動開始 | 2008年 |
| 配偶者 | 戸田恵梨香さん(2020年〜) |
俳優デビューは2009年の『侍戦隊シンケンジャー』で、志葉丈瑠/シンケンレッド役を演じました。
これがテレビドラマ初主演でもあります。
主な受賞は次のとおりです。
- 日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞(2020年・『新聞記者』)
- 日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞(2019年・『孤狼の血』)
- ブルーリボン賞 助演男優賞(2019年・『孤狼の血』)
- キネマ旬報ベスト・テン 助演男優賞(2019年・『孤狼の血』)
大河ドラマへの出演は2度目、主演は初
松坂さんが大河ドラマに出たのは、2014年の『軍師官兵衛』が最初です。
このときは黒田長政役でした。
| 放送年 | 作品 | 役 |
|---|---|---|
| 2014年 | 軍師官兵衛 | 黒田長政 |
| 2027年 | 逆賊の幕臣 | 小栗忠順(主演) |
歴代の大河ドラマの主演一覧を見ても、松坂さんの名前が入るのは『逆賊の幕臣』が初めてです。
大河出演から13年を経ての初主演ということになります。
松坂桃李さんの他の出演作
「この人をどこで見たか」を思い出すために、代表作を整理します。
映画
賞を取った作品を軸に並べると、次のようになります。
| 公開年 | 作品 | 備考 |
|---|---|---|
| 2012年 | ツナグ/麒麟の翼〜劇場版・新参者〜/今日、恋をはじめます | 第36回日本アカデミー賞 新人俳優賞 |
| 2018年 | 孤狼の血 | 第42回日本アカデミー賞 最優秀助演男優賞 |
| 2019年 | 新聞記者 | 第43回日本アカデミー賞 最優秀主演男優賞 |
| 2021年 | 孤狼の血 LEVEL2 | 第45回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞 |
| 2022年 | 流浪の月 | 第46回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞 |
助演で最優秀を取った翌年に、主演でも最優秀を取っています。
2019年と2020年の2年続けての受賞でした。
テレビドラマ
| 放送年 | 作品 | 役 |
|---|---|---|
| 2009年 | 侍戦隊シンケンジャー | 主演・志葉丈瑠/シンケンレッド |
| 2012年 | 連続テレビ小説 梅ちゃん先生(NHK) | — |
| 2013年 | ダンダリン 労働基準監督官 | 南三条和也 |
| 2014年 | 軍師官兵衛(NHK大河) | 黒田長政 |
| 2016年 | ゆとりですがなにか | 山路一豊 |
| 2018年 | この世界の片隅に | 主演・北條周作 |
| 2019年 | パーフェクトワールド | 主演・鮎川樹 |
| 2021年 | 今ここにある危機とぼくの好感度について(NHK) | 主演・神崎真 |
| 2023年 | VIVANT | 黒須駿 |
| 2025年 | 御上先生 | 主演・御上孝 |
NHKでは連続テレビ小説(2012年)・大河ドラマ(2014年)・連続ドラマ(2021年)と、いずれも経験があります。
朝ドラ・大河・NHKドラマの3つを踏んだうえでの大河初主演ということになります。
制作発表で語られたこと
2025年3月3日の制作発表で、松坂さんは作品を「ワクワク感のあるエンターテインメントにしたい」と話し、これまでに培ったすべての引き出しを使って忠順を演じる、と抱負を語りました。
脚本の安達奈緒子さんは、忠順を「天才でありながら、非常にチャーミングな人物」と表現しています。
その人物の目を通してもう一つの歴史を見ながら、いまの日本を考えていきたい、という趣旨の話をしました。
制作統括の勝田夏子さんは、この作品が幕臣の側から描く幕末であることを説明しています。
幕府が近代化の種をまき、先進的な取り組みをしていたことが明らかになってきており、その舵取りをした小栗を中心に、これまで光が当たってこなかった幕府側を描く——というのが企画の趣旨です。
「起用の理由」について公表されていること
NHKは、松坂さんを起用した理由を単独では公表していません。
したがって「なぜ松坂桃李なのか」に対する公式な答えは、いまのところ存在しません。
ネット上でよく見かける理由づけは、いずれも書き手の推測です。
ただ、公表された言葉から作品の狙いは読み取れます。
- 主人公は天才肌でありながらチャーミングな人物として描かれる(脚本)
- 作品は忘れられた敗者である幕臣の側から幕末を描く(制作発表)
- 求められているのは重厚な悲劇ではなく、エンターテインメント(主演の言葉)
小栗忠順は、造船所をつくり、日本初の株式会社にあたる組織を立ち上げ、最後は「逆賊」として斬られた人物です。
実務家の切れ味と、滅びていく側の悲哀を、同じ人物のなかで両立させる必要があります。
役作りについて分かっていること
現時点で、具体的な役作りの内容は公表されていません。
大河ドラマの場合、役作りやクランクインの話が出てくるのは、撮影が始まってから放送直前にかけての時期です。
初回放送が2027年1月10日ですから、そこに向けて情報が出てくることになります。
いま確かなのは、主演本人が語った「これまでに培ったすべての引き出しを使う」という言葉までです。
それ以上の内容が出てきたら、このページに追記します。
共演者
配役は2025年3月3日の主演発表を第1弾として、2025年10月23日、2026年2月24日、4月24日、6月23日と、これまでに5回に分けて発表されています。
小栗忠順と対になる勝海舟を大沢たかおさん、小栗の妻みちを上白石萌音さんが演じます。
配役の全体像は、キャスト一覧のページにまとめています。
よくある質問
松坂桃李さんは大河ドラマに出たことがありますか
あります。2014年の『軍師官兵衛』で黒田長政を演じました。
主演は『逆賊の幕臣』が初めてです。
逆賊の幕臣で演じるのは誰ですか
主人公の小栗忠順(おぐり ただまさ)です。幕末の幕臣で、勘定奉行や外国奉行を務めた人物です。
主演が発表されたのはいつですか
2025年3月3日です。同じ日に、脚本が安達奈緒子さんであることも発表されました。
初回放送はいつですか
2027年1月10日(日)です。放送日は2026年7月29日に発表されました。
起用の理由は公表されていますか
されていません。制作発表では、作品が幕臣の側から幕末を描くものであることと、主演本人の抱負が語られています。
放送が始まったら、見逃した回の追いかけ方もまとめています。
制作発表の内容は2025年3月3日の報道をもとにまとめました(2026年8月24日確認)。